妊娠したら脱毛はNG?妊娠初期・妊娠後期・産後の正しい流れを教えて

脱毛の施術中に妊娠したら?その不安を解決しよう

脱毛サロンで脱毛を始めると、完了するまでには1~3年近くの期間がかかります。妙齢の女性や結婚をしている女性であれば、脱毛を完了するまでに、多少なりとも妊娠する可能性があるはずです。

せっかく脱毛効果が実感できる頃に妊娠しているとわかったら、その後の施術がどうなるのか心配になりますよね。妊娠中で妊娠初期や後期で違いはあるのか、出産後なら安心して脱毛できるようになるのか、経験がなければ疑問ばかりが膨らみ不安になります。

そこで妊娠中の脱毛のリスクや注意しておくことについて、脱毛の保健室メンバーがとことん調べ、最高のアンサーを用意しました。

妊娠中は初期も後期もサロンでの光脱毛はNG

脱毛の施術を受けている最中に妊娠すると、施術を引き受けてくれない脱毛サロンがほとんどです。そのためサロンに通っている途中であれば、一時中断しなければなりません。

妊娠初期に気付かずに施術を受けていたら、「赤ちゃんに悪い影響が出るのでは?」と心配になります。しかし、光脱毛の光エネルギーが吸収されるのはムダ毛の毛根の位置までで、レントゲンのように体内を突き抜けることはありません。ですから子宮の中にいる胎児に、悪い影響を与える心配はないと言われています。

どのサロンでも妊娠中の施術を断るのは、ホルモンバランスの急激な変化で肌がデリケートになり肌トラブルを起こしやすく、痛みに関して敏感になるからです。

施術の痛みでストレスを感じるとつわりの悪化を招きやすくなるので、母体や胎児には避けるべきことです。妊娠後期になると、脱毛の痛みがきっかけになり、陣痛を誘発してしまう恐れもあります。

また、妊娠中は急激に体型が変化するので、同じ姿勢で施術を受けるのが難しくなります。つわりで急に気分が悪くなり、せっかく取っていた予約をキャンセルしなければならなくなることも増える可能性も高いです。このような状況では、サロンで的確な対応をするのが難しい上に、もし何かあってもサロンでは責任が取れません。これらのことも含め、妊娠すると脱毛の施術が受けられなくなるのです。
また、普段は目立たなかった産毛が急に濃くなったとか、髪の毛の伸びるのが早くなったとか言う人が多いのですが、これは妊娠中に分泌量が高くなる、プロゲステロンという黄体ホルモンが原因です。

このため、脱毛の効果も得られにくくなります。早くムダ毛を薄くしたいからといって、妊娠したことをサロンに伝えず内緒で施術を続けても、脱毛はさほど進行しません。

妊娠がきっかけで一時中断する場合には、回数券や契約期間の延長できるかどうか、できるだけ早い時期にサロンに相談をしてください。

妊娠中は自己処理が基本です

妊娠中にはホルモンバランスが崩れ、ムダ毛が目立ちやすくなります。ただし妊娠中のムダ毛処理は、基本自己処理のみです。自己処理をする場合も、妊娠の状態や肌状態によっては慎重に行う必要があります。

電気シェーバーでの処理がベスト

妊娠中はホルモンバランスの変化が原因になり、肌トラブルを起こしやすい時期です。何も変わったことはしていないのに肌に赤味や痒みがでやすく、ニキビが増える人も多いです。

カミソリや毛抜き、脱毛クリームなど、肌に刺激の強い自己処理方法でムダ毛を処理するのは厳禁です。特にワックス脱毛は処理時の痛みが強く、ストレスを感じやすいので絶対に避けてください。

母体にも胎児にもストレスを与えず、肌にも優しくムダ毛処理ができるのは電気シェーバーです。毛の流れに沿って優しくなぞるようにしてください。

必要な時だけ処理する

外出や肌を出す機会があるなど、必要な時だけ自己処理をするようにしてください。外出をする予定が多くても、1週間に1回くらいに制限をして、肌に負担をかけないようにするのが理想です。ムダ毛が目立って気になるようであれば、肌の露出の少ない洋服を選んで気にせず外出できるように工夫しましょう。

妊娠初期はアフターケアに要注意

妊娠初期はつわりに悩まされる女性が多く、香りに敏感になります。普段使っていた化粧水やシャンプーの香りでも、気持ちが悪くなり受付しなくなることもあります。このような状態でも、ムダ毛の処理をしたいと考えるのが女性です。

刺激の少ない電気シェーバーで自己処理をしても、処理後は肌が乾燥しやすくなり保湿ケアは必須です。気持ち悪くならない無香料の製品や、肌荒れしない低刺激の製品を選んでアフターケアをしてください。

毛穴が目立つ妊娠後期は気になる場所だけ

妊娠後期には、乳首とお腹周りのうぶ毛は濃くなることが多いです。胸もお腹もかなり大きくなり、皮膚が引っ張られて毛穴が目立つようになります。

急激に体の状態が変化するので困惑すると思いますが、出産後には自然に元の状態に戻る人が大半です。神経質になりすぎて過剰に処理をすると、肌がダメージを受けて産後毛穴が目立つようになるので注意してください。

産毛はカミソリで剃っても濃くなりません。剃った後に濃く見えるのは、普通なら毛先は尖っているのに、剃ったことが原因で断面が平面になるせいです。

ところが無理に毛抜きで引き抜いて失敗した場合は、毛細血管が傷つき元の状態に戻る時に毛細血管が太くなることがあります。また皮膚に強い刺激を与えるとメラノサイトが活性化して、メラニン色素を過剰につくるようになります。このようなことが原因で、次に生える毛が濃くなるケースがあります。

出産後の授乳中は毛が濃くなってもあわてない

授乳中には乳腺を発達させ母乳の生成する、プロラクチンというホルモンが大量に分泌されます。子宮の収縮を促し出産後の母体の回復を助け、産後負担のかかった体ですぐに妊娠しないように、排卵を抑制する効果も持っています。プロラクチンにはムダ毛を濃くする働きもあるので、産後に赤ちゃんを預けて急いで脱毛に通っても脱毛効果は得られにくいです。

産後、サロンでの脱毛を再開できる時期は?

産後に光脱毛の施術を再開するのは、どの時期が最適なのでしょうか。安全に脱毛が始められ、脱毛効果が十分に発揮できるようになる時期についてまとめました。

卒乳し、体が通常に戻ってから

脱毛サロンにより若干条件は違いますが、多くは生理が2~3回来てからというサロンが多いです。生理が来たということは、妊娠や出産のために体が特別な状態になっていたのが、通常の状態に戻ったということです。妊娠中に濃くなっていたムダ毛も、この頃に元の状態に戻っている場合が多いです。

生理が来ても授乳をしている場合は、【出産後の授乳中は毛が濃くなってもあわてない】の項目で伝えたように、プロラクチンというホルモンの分泌量が高いままです。プロラクチンはムダ毛を濃くする性質を持っているので、生理が再開していても卒乳してからの方が効率よく脱毛できます。

まとめ

妊娠中は光脱毛の施術の予約は、どのサロンでも受け付けてもらえません。契約前に結婚の予定があり、妊娠するかもしれないという可能性が少しでもあるなら、契約する回数や申し込むプラン内容についてサロンのスタッフに相談し、解約しないで済むコースにするべきです。確認せず、もし解約しなければならなくなったら、損することになっても文句は言えません。

妊娠が発覚した時にサロンで光脱毛を受けていても、胎児には影響はないと言われています。ただし妊娠発覚以降は、痛みやストレスを避けるためにも中断するようにしましょう。妊娠中のムダ毛の処理は基本自己処理になるので、肌に刺激を与えにくい電気シェーバーで処理をしてください。妊娠の状態や肌コンディションが良くない時には、自己処理を中断することも大切です。