毛抜きで脱毛しちゃダメ?毛抜きで効果的に脱毛する方法を教えて

毛抜きで毛を抜いていくムダ毛処理は、ほとんどお金がかかりません。毛抜きも100円ショップなどで購入でき、しかも長く使えるので、コスパ優秀なムダ毛処理方法だといえます。

しかしネットでは「毛抜きは危険!」との情報もあったりします。毛抜きでのムダ毛処理は本当に危険なのか、脱毛の保健室で徹底的に調査し、最高のアンサーを用意しました。

基本的に毛抜きでの処理はおすすめできない

肌へのダメージが大きい

ムダ毛処理の方法はいくつもありますが、その中でも毛抜きは肌へのダメージがかなり高い処理方法となります。毛抜きを購入してしまえば、その後に追加費用がかかることなくいつでもムダ毛処理することができるので、お金をあまり掛けずにすみます。

しかし、毛根から無理やり毛を引き抜いてしまうため、毛抜きでの脱毛は毛穴や皮膚を傷つけてしまうのです。具体的にいうと、毛を引き抜き抜く時に毛細血管を壊してしまい、出血してしまうことがあります。また、出血まではしなくても、毛を引き抜く時の皮膚へのダメージは大きいです。

皮膚にダメージが加わると、ダメージを回復させようという修復機能が体に働くので、毛穴に薄い膜(かさぶた)が作られ毛穴を塞いでしまいます。ダメージの修復のため毛穴が閉じられたような状態になってしまうのですが、毛穴の下からは新しい毛が育っていきます。

つまり、毛穴が塞がれているため、新しく毛が生えてきても表面に出ることができなくなってしまい、皮膚の中に毛が埋まった状態になってしまいます。これを埋没毛といい、毛抜きで自己処理した時の肌トラブルとしてよくみられる現象です。

また、傷ついた毛穴の中にブドウ球菌が入り込み炎症が起こることで、毛嚢炎(もうのうえん)となってしまうこともあります。ブドウ球菌自体はもともと肌にいる常駐菌なのですが、それがダメージを受けた毛穴に入り込むことで、赤いブツブツした小さな出来物ができてしまいます。ひどい場合には熱感を持ったり痛みが生じることもあります。

毛抜き続けることで皮膚・毛穴を傷め、埋没毛や毛嚢炎(もうのうえん)になってしまうリスクが高まります。さらに長年毛抜きで処理することで、毛穴自体がブツブツと盛り上がって鳥肌状態になってしまうこともあります。

時間がかかりすぎる

いつでもムダ毛のないキレイな肌を保ちたいと考えるなら、定期的に処理する必要があります。できれば、短時間で簡単に処理できればと誰もが考えていることでしょう。
しかし、毛抜きでキレイに処理するには、1本1本毛を抜いていかなければならないので、かなりの時間を要します。

たとえば、ワキ毛の数は人によって個人差がありますが、片ワキで50~300本程度生えているといわれています。ワキ毛の量が少ない人でも、毛抜きで丁寧に処理していく作業は時間がかかります。片ワキ1時間ほど、両ワキを処理する場合はなんと2時間も掛かってしまいます。

それだけの長い間、首を傾けてワキを見つめ続けなければならないのですから、ワキ毛処理が終わった後に肩こりなど肉体的疲労を感じてしまう人も少なくありません。しかも、手間暇かけてキレイに処理ができたとしても、また1週間もすればムダ毛が目立ってきてしまいます。

終わりがなく、毛が生えてくるたびに長い時間と労力をかけて毛抜きをし続けることは、精神的にも辛い作業であるといえます。

抜くときに痛みを伴う

毛には毛周期があり、成長期・退行期・休止期という一定の周期で生え変わっていきます。退行期にある毛であれば、毛抜きでも比較的痛みが少なく、スルリと簡単に抜くことができます。しかし成長期にある毛は、しっかりと生えているため引き抜く時に強い痛みを伴います。

また、ワキ毛など皮膚が厚い部分を処理するときはまだ痛みはマシですが、VIOラインなど皮膚が薄く敏感な部分を毛抜きで処理すると、かなりの激痛が伴ってしまいます。痛みに弱い人は苦痛を感じてしまうでしょう。

眉下や鼻毛は毛抜きでの処理がおすすめ

毛抜きでのムダ毛処理はおすすめできないことを説明しましたが、部位によっては毛抜きが有効なこともあります。眉毛や鼻の入り口に生えているムダ毛は毛抜きでの処理がおすすめです。

脱毛サロンでの光脱毛、クリニックでの医療レーザー脱毛は、ほとんどムダ毛が生えてこなくなるので自己処理の必要がなくなると人気ですが、施術できない部位があります。それは、粘膜部分や眼球付近、鼻の毛です。

眼球に近い部分に強い光を当てると、眼球が傷つく恐れがあるので、光脱毛・レーザー脱毛は適していません。敏感である粘膜部分も、光を当てることで肌トラブルを起こす場合があります。

これらの部位は、眉用や鼻毛用のはさみや毛抜きを利用したほうが安全にキレイに仕上げることができます。はさみより毛抜きを使用したほうが、毛穴からしっかりと処理することができるのでキレイになりますし、持ちも良いです。

ただし、鼻の奥に生えている毛などは粘膜になりますので、毛抜きで処理するのではなく、はさみでカットする方が良いと言えます。

正しく効果的に毛抜き処理する方法

1.脱毛する部分や毛抜きを清潔にする

毛抜きでの処理は、清潔を第一に心がけて行うことが大切です。まず、使用する毛抜きをアルコール消毒するなどしてください。毛抜きが不衛生だと毛穴からばい菌が入り込み、毛嚢炎を引き起こす原因となります。脱毛する部分の肌もキレイに洗い、しっかりと乾かしてから毛抜きを始めるようにしましょう。

2.2~3ミリ程度伸びている、毛抜きで掴みやすい毛だけを抜く

毛抜きで処理していくうちに夢中になってしまい、わずかにしか伸びていない毛まで抜いてしまおうとすることがあります。誤って皮膚まで引っ張ってしまい、傷つけるおそれがあるので注意してください。埋没毛や毛嚢炎の原因となります。毛抜きで掴みやすい毛だけを抜いていくことがポイントです。

3.毛並みにそって一気に引き抜く

毛抜きで処理する時は、毛並みにそって一気に引き抜くようにしましょう。毛並みに逆らって引き抜くと、皮膚や毛穴を傷つけてしまう上にうまく毛を抜くことができません。

また、痛みを怖がって、弱い力でゆっくり抜くのもいけません。毛が途中で切れてしまい、キレイに脱毛できなくなってしまいます。毛抜きで毛を掴んだら、そのまま一気に引き抜くように心掛けてください。

4.毛抜き後、2~3日はいつもよりしっかり保湿ケアを行う

毛抜きは毛穴や皮膚に強い刺激を与えます。そのため、アフターケアがとても大切になってきます。毛抜き処理した部分を清潔に保ち、手持ちの保湿ローションやボディクリームをしっかりと塗布するようにしましょう。2~3日の間、いつもよりもしっかりと保湿ケアを行うことで、肌トラブルを防ぐことができます。

広範囲を安全に処理するなら脱毛サロンがおすすめ

毛抜きでの処理は時間と労力が掛かるので、ウデやアシなど広い範囲には適しません。また、毛穴・皮膚にダメージがあるため、肌トラブルが起きることもあります。広範囲をキレイに、安全に処理したいと思うなら、脱毛サロンで全身脱毛することをおすすめします。

脱毛サロンへ通うにはコストが掛かりますが、2年もすればほとんどムダ毛のないキレイな肌になることができます。自己処理に長い時間をとられることがなくなり、気分的にもラクになります。

また、背中やデリケートゾーンなど、自分では手が届かない部分、処理しにくい部分もキレイに脱毛することができます。

脱毛サロンに通うと決めたら、毛抜き処理は厳禁

脱毛サロンに通う1カ月前を目安に毛抜き処理を中止すること

光脱毛やレーザー脱毛は、毛周期のサイクルに合わせて光を照射し、毛根にダメージを与えて脱毛していく方法です。そのため、毛抜きで毛根から毛を抜いてしまっている状態で光を当てても効果が得られません。脱毛サロンに通うと決めたら、施術を行う1か月前には毛抜き処理を中止してください。

脱毛サロンに通っている間も毛抜き処理は厳禁

もちろん、脱毛サロンに通っている間も毛抜き処理をしないようにしてください。光脱毛を行っても、すぐに満足いく効果が出るとは限りません。また、毛周期の関係や照射漏れにより部分的にムダ毛が伸びてしまうこともあります。

そんな時、毛抜きで抜いてしまっては、脱毛プランに大きな悪影響が出てしまいます。必ず、脱毛サロンのスタッフに相談するようにしましょう。照射漏れの場合は、再照射してくれます。

脱毛途中のムダ毛処理の方法としては、肌への負担が少ない電気シェーバーを利用することをおすすめします。

まとめ

毛抜きでの処理は肌への負担が大きく、時間もかかるため、おすすめはできません。ムダ毛を処理する場合は、電気シェーバーの使用をおすすめします。

ただし、眉毛の下部分や鼻の入り口など、部位によっては効果的な場合もあります。その場合も、清潔を保ちながら毛並みにそって毛を引き抜き、脱毛したあとは丁寧に保湿をしてください。

背中など手の届かない位置や、キレイに脱毛することを考えると、脱毛サロンに行くという方法もあります。ムダ毛の気になる箇所が数カ所あるのであれば、検討しても良いでしょう。