女性なのに毛深い原因は何?病気なの?処理と対策を教えて

「女性なのに毛量が多く毛も太い、なんで私だけ…」こんなことを密かに思っていませんか?実は、毛深いという悩みを持つ女性は意外と多いものです。

毛深い原因は遺伝の場合が多いですが、もし急に毛深くなってしまった場合は病気の可能性もあるので注意が必要です。

では、そんな女性の悩みを解消するにはどんな対策があるのでしょうか?また、どんな場合に病気を疑わなければならないのでしょうか?脱毛の保健室がとことん調べました。

生まれたときから毛深い場合は遺伝の可能性が高い

小さい頃から毛深いと悩んできた方は、もう気付いているかもしれませんが、両親もしくは両親のどちらかから毛深さが遺伝した可能性が高いです。

有名人親子で、太い眉毛がそっくりなんていうのも分かりやすい遺伝ですね。

でも、両親とも毛深くないという場合もあります。そういう場合は、祖父母などからの隔世遺伝ということも考えられます。隔世遺伝とは、親の代を飛ばして、祖父母やそれ以上前の世代から遺伝することです。

後天的に毛深くなった人はホルモンバランスの乱れをチェック

毛深さと深く関係するホルモンバランス

ホルモンバランスという言葉は、一度は耳にしたことがあると思いますが、そもそもホルモンとは何でしょうか。まず人間の体には、女性ホルモンと男性ホルモンがあります。

これらは性別関係なく、男女とも両方持ち合わせています。

女性ホルモンは妊娠や月経周期をコントロールし、女性らしい体つきにします。また、頭髪や肌の艶を整えるという働きもあります。一方、男性ホルモンには、男性的な筋肉質な体を作る他、皮脂分泌を促したり体毛の発育を促進するという働きがあります。

一般的に女性が持つ男性ホルモンは、女性ホルモンの10分の1程しかないとされています。ホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの割合が増えてしまうと、その働きが強くなってしまい毛深くなる原因となるのです。

皮脂分泌が増えることで顎や口周りなど、男性のヒゲが生える部分にニキビができてしまうことがあります。大人ニキビと言われるものですが、このような症状も合わせて現れたらホルモンバランスが乱れている可能性が高いということです。

ホルモンバランスが乱れる4つの原因

思春期、妊娠期、更年期

思春期は子宮や卵巣がまだ成長途中のため、ホルモンの分泌も不安定でバランスが乱れやすいです。生理不順や強い生理痛など、生理に関する悩みやトラブルも多い時期です。

皮脂分泌が過剰になり過ぎて、ニキビが多くなるのもこの時期ですね。

妊娠すると、胎盤や胎児の影響もあり女性ホルモンの分泌は急上昇します。よく妊娠するとお腹の毛が濃くなるといいますが、これは男性ホルモンの影響ではなく、妊娠することで増える黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンの影響です。

メラニンの生成を促す働きがあるので、毛の色も黒さを増し、毛が濃くなったように感じるのです。これは妊娠期の一時的なものなので、あまり気にしない方が良いです。

出産すると女性ホルモンの分泌量は、一転して急降下します。この時にホルモンバランスを乱しやすくなります。

そして更年期は卵巣機能の低下に伴い、女性ホルモン、特に卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が減り、やがて分泌が止まってしまいます。

女性らしさを司るホルモンの減少に伴い、肌ツヤが無くなってきたり、体毛が濃くなるといった症状が出てきます。

過度なダイエットや、肉や魚中心の偏った食生活をしている

過度なダイエットは体にとって悪影響でしかありません。栄養不足で急激に体脂肪が下がると、体は生命維持を最優先します。妊娠することを目的としている女性ホルモンは、この影響で簡単にバランスを崩してしまいます。

また、十分な栄養も摂り方が偏ると、ホルモンバランスにとってはやはり悪影響となります。特に動物性たんぱく質は男性ホルモンを増加させる栄養素です。

タンパク源として肉や魚ばかり食べていると、男性ホルモンを増やしてしまいます。また、逆に全く摂らないというのも筋肉や骨量の低下、貧血の原因になったりするので、何事も程々にバランス良くというのが大切です。

ストレスを感じている

ストレスにより心的負担を感じると、自律神経に大きな影響を与えます。自律神経をコントロールしているのは大脳の視床下部という所で、ここは卵巣に女性ホルモンを分泌するよう指令を出す所でもあります。

つまり、自律神経を乱すと卵巣への指令もうまくできなくなり、卵巣機能の低下や女性ホルモンの分泌の減少に繋がるのです。

運動不足、睡眠不足、喫煙など

運動することは、自律神経の働きを活発にします。つまり、運動不足は自律神経の働きを悪くするのです。先に述べたように、自律神経の乱れは直接女性ホルモンの分泌の減少に繋がります。

また、免疫力も低下するため、口内炎ができやすくなったり感染症にかかりやすくなります。

次に、睡眠不足もまた自律神経を乱し、様々なホルモンに悪影響を及ぼします。質の良い睡眠は、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠が規則的に繰り返されます。

ホルモンの分泌はノンレム睡眠時に活発に行われ、女性ホルモンや代謝に関わる成長ホルモンももちろん例外ではありません。

特にホルモンの分泌が盛んになるのは、夜10時から深夜2時の間とされています。睡眠不足はホルモンの分泌を妨げ、質の悪い睡眠となることでホルモンバランスを乱すことになるのです。

喫煙することは、それ自体が体にとって悪影響と言わざるを得ません。タバコのニコチンは血管を収縮させるので血流が悪くなります。

すると、卵巣の血流が減少し、卵巣機能が低下することで卵胞ホルモン(エストロゲン)分泌が抑えられてしまいます。

更に、せっかく分泌されたエストロゲンも、血液中に溶け出したタバコの有害物質を排出するのに使われ、壊れてしまいます。喫煙は、それだけで女性ホルモンを減少させる悪循環となってしまいます。
 

ホルモンバランスを整えるには…

規則正しい生活を心掛け、バランスの良い食事をする

まずは、普段の生活を見直すことから始めてみましょう。規則正しい生活を送ることは、睡眠時間をしっかり確保することに繋がります。これにより自律神経を整え、ホルモンの分泌を活発にする時間を作ります。

次に食事です。ジャンクフードはなるべく控え、ホルモンを作るための栄養になるような食事内容を心掛けます。

ごはんやパンなど主食に加え、肉や魚、豆類からバランスよくタンパク質を摂取し、野菜や海藻類などからビタミンやミネラル、食物繊維を摂ることを意識します。

運動は近所をウォーキングしたり、自宅でできるストレッチから始めるなど、簡単なものからで大丈夫です。どれも強く意識するあまり、ストレスになってしまっては逆効果です。

できることから徐々に、自分のペースで改善すべきところは改めていきましょう。

女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンをしっかり摂る

ホルモンバランスを整えるということは、女性ホルモンを増やすということに直結します。そこで、上記のような生活改善に加えて、積極的に摂りたい栄養素が大豆イソフラボンです。

大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持っています。大豆イソフラボンはエストロゲン受容体と結びつくことができ、エストロゲンと同じような働きをします。

また、女性ホルモンの分泌を活性化させ、増やすことができるとも言われています。

大豆イソフラボンはその名前の通り、大豆に多く含まれています。加工品である豆腐や納豆、油揚げ、きな粉の他、調味料の味噌や醤油などにも大豆イソフラボンが豊富に含まれています。

大豆イソフラボンの摂取目安量の上限は70〜75mgとされており、納豆なら2パック、豆腐なら1丁がおおよそその量になります。

サプリメントからも摂取できますが、こちらは上限が30mgとされています。イソフラボンサプリメントの過剰摂取は、逆にホルモンバランスを崩してしまうので、摂り過ぎは禁物です。

卵巣疾患から多毛症になる場合もある

毛が増えるのではなく軟毛が硬毛に変化する

急に毛深くなる原因の一つとして、多毛症という可能性も考えなければなりません。ここで解説する多毛症とは毛の数が増える症状のことではなく、女性に男性のような発毛パターンが見られる症状のことです。

例えば本来軟毛が生える口周りに、男性のヒゲのように硬毛が生えてくるような症状です。

軟毛とは色が薄く、柔らかく、短く細い毛のことであり、硬毛とは、頭髪や眉毛、まつ毛、陰毛、ワキ毛のように、硬く太い毛のことを言います。

卵巣疾患の可能性があるため、まずは病院へ

女性の多毛症は、卵巣疾患である多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)が原因の場合が最も多いです。

多嚢胞性卵巣症候群は、今の医学でははっきりとした原因がよく分かっていない病気です。卵巣に、卵子の入った袋である卵胞がたくさんできますが、うまく育たず未熟なままで排卵できず、卵巣に多数の卵胞がたまっている状態になります。

この病気は、多毛症の他にも生理不順や肥満、頭髪がよく抜けるなどの症状もあります。これらの症状に少しでも身に覚えがあれば、脱毛して解決しようとするのではなく、専門医を受診して指示を仰ぎましょう。

頻繁な自己処理より脱毛サロンでの処理の方が肌に優しい

毛深いと、ムダ毛の処理もより念入りになりますね。しかし、自己処理を繰り返すことは肌にもダメージを与えてしまい良くありません。カミソリを多用すれば、肌はダメージから身を守ろうと皮膚を厚くし、メラニン色素を生成して黒ずみの原因になります。

毛抜きもダメージが大きく、毛を更に太くしたり一つの毛穴から二本以上毛が生えてくる原因になります。自己処理は清潔を保っていない場合、小さな傷口から炎症を起こすなど肌トラブルにもなります。

肌に優しくきれいにムダ毛処理をするには、脱毛サロンでの光脱毛が一番おすすめです。

光脱毛はフォトフェイシャルという美肌目的の治療と仕組みが同じで、肌ダメージはいくつかある脱毛方法の中ではかなり小さいです。

特殊な波長の光か毛根のメラニン色素に直接ダメージを与え、毛が生えてこないようにします。濃く太い毛ほど効果があり、個人差はありますが数回通えば効果が目に見えて分かるようになります。

脇や手足はもちろん、近年は顔にも施術できるサロンが多く、ほぼ全身の脱毛ができます。人知れず抱えてきた長年のコンプレックスも、光脱毛で解消できそうですね。
 

まとめ

毛深い理由はさまざまありますが、ホルモンバランスがムダ毛に大きな影響を与えていることがよく分かりました。

ムダ毛を濃くしないためというのはもちろん、美容や健康のためにもホルモンバランスはしっかり整えなければなりませんね。

その上で、気になるムダ毛は光脱毛で脱毛してしまい、毛深いことが原因の悩みもストレスも無くしてしまいましょう。