鼻毛処理の正しい方法を教えてください。抜くのも切るのも良くないと聞いていて、どこまでの長さ・頻度が適切でしょうか?

どんなにかっこよくても、どんなにキレイでも、鼻毛が出ていては幻滅されてしまいます。
しかしながら、鼻毛は気が付くと伸びてしまっているものです。

鼻毛の処理は抜くのも切るのもあまり良くないとなんとなく聞いたことがあるけれど、一体どのようなお手入れが正解なのでしょうか。脱毛の保健室メンバーがとことん調べ、最高のアンサーを用意しました。

鼻毛は重要な役割を持っています

鼻毛は外気中に含まれるチリやほこり、菌などの異物が体に侵入しないように防御するフィルターの役割を果たしてくれます。その他にも鼻内部の湿度を保ち、乾燥から守る役割も担っています。

そのため、鼻毛を全部取り除いてしまうとフィルター機能がなくなってしまうため、アレルギー性鼻炎など、鼻疾患の原因になることもあります。鼻毛は抜いても全く問題のない手足などのムダ毛と同じ扱いをしてはいけません。

日本人の鼻は鼻毛が見えやすい!?

日本人はだんご鼻と呼ばれる、丸い形をした鼻が多いのが特徴です。内部も球状なので、欧米人などに比べ、鼻毛の処理がしにくい言えます。また、鼻の穴が上に向いている人は、そうじゃない人よりも鼻毛が目立つ傾向にあります。

一般的に鼻が高く、鼻の穴が小さく、鼻が上向きであれば“鼻筋の通った人”といわれ、美人や美男子に多いのですが、実は鼻毛が飛び出しやすい形であると言えるのです。

代表的な鼻毛の処理方法とそのリスク

抜くのは厳禁!かなり危険です

鼻の穴の中は、身体の表面の皮膚と比べると粘膜なのでかなりデリケートです。鼻の粘膜は傷つきやすく、鼻の入り口には雑菌も多く存在しています。

そのため、抜くことで毛穴や傷口から雑菌が侵入し、炎症や毛嚢炎を起こす可能性が高くなります。毛嚢炎になると膿がたまったり、鼻全体が腫れてしまったりということにもなりかねません。抜くのは危険なので、止めてください。

鼻毛ワックス脱毛はすべての鼻毛を抜いてしまう

近頃ドラッグストアで見かける鼻毛ワックス脱毛は、1発で鼻毛をすっきりできるというメリットがあります。

しかし、この鼻毛ワックス脱毛をすると、鼻の中のほぼすべての毛を抜いてしまうので、侵入してくる菌やほこりなどから守ってくれるフィルター機能を著しく低下させてしまいます。もし使用する際は、鼻の入り口付近で止め、奥まで入りすぎないようにしてください。

鼻毛を抜くと毛穴を痛め、炎症を起こすリスクも高まります。鼻腔内の炎症は、予想外の痛みや腫れをもたらすこともあると言われているので、鼻毛ワックスはデメリットの方が大きいと言えます。

鼻毛処理は見えてしまう毛をカットするのが正解です

抜くのがダメなら、どう鼻毛を処理したら良いのでしょうか?ここでは、正しい鼻毛の処理方法をお伝えします。

見えてしまう毛をカットする

鼻毛は長いから出てくるというものではなく、鼻の穴に近い部分や、毛穴の角度が鼻の穴の出口に向かっている部分の毛が伸びてくると見えてしまうのです。なので、その毛を見えないようにカットすることが最適です。この時、鼻の奥に生えている毛まで処理してしまってはいけません。鼻毛は鼻の中で絡み合っているので、カットする際には注意が必要です。

鼻毛専用のハサミ、もしくは鼻毛カッターで処理する

鼻の穴は傷つきやすい粘膜であり、しかも狭いので、鼻の中に普通のハサミを入れて切るとケガをする可能性も高いです。

眉用ハサミで処理をする女性も多いですが、先がかなり鋭利なので危険です。出来れば先の丸くなった専用のハサミ、もしくは鼻毛カッターでカットしてください。主人や彼と共用する人もいますが、雑菌の多い場所なので出来れば自分専用を用意することをおすすめします。

鼻毛を処理した後は、切れた鼻毛を鼻の中に残さないように鼻をかんでください。そうしないと、カットした毛が鼻の中を傷つけることもあります。

鼻毛カッターのおすすめに関しては【鼻毛カッター初心者におすすめの商品を教えてください】を参照してください。

4ステップで正しく鼻毛を処理する

鼻毛をカットする時には、以下の4つのステップでチェックしながらすると良いです。

  1. 正面を向いて、普通に外にはみ出している毛をカット
  2. 笑顔になると出てくる毛をカット。この場合はニコリではなく、破顔した顔は鼻も上を向きがちなので、破顔した顔を作ることが必要です
  3. 鼻を根本からつまみ、鼻先に向かって押し上げると出てくる毛をカット
  4. 鼻先を下に向かって押し上げると出てくる毛をカット

一通りカットし終わったら、鼻をかんでカットした毛を輩出し、もう一度チェックします。ここで再び出てくる毛があればカットします。

鼻毛処理の頻度は?

都会や空気の汚れた場所に住んでいると鼻毛が伸びると言われることもありますが、医学的な根拠はありません。しかし、たばこを吸う人は鼻毛が長い、もしくは長くなるという傾向があります。

鼻毛が伸びるのは男性ホルモンの影響があるため、女性よりも男性の方が毛が太くて長い傾向にあります。体質、環境などの差はありますが、一般的に1日に0.15ミリ程度、1カ月で4~5ミリ伸びるので、こまめなチェックが必要です。

鼻毛の処理の頻度は毎朝の身だしなみの時にチェックし、気付いたら切ることを心がけると良いです。1週間から10日に1回程度の細かなチェックと処理が適切な頻度と言えます。

まとめ

鼻毛は見えてしまう部分だけをカットして、決して抜かないことが大切です。鼻毛用のハサミ、もしくは鼻毛カッターを使用することをおすすめします。

鼻毛は鼻の中に絡み合って生えているので、カットの際は注意が必要です。正面に見えている鼻毛だけではなく、笑顔の時や下向き、上向きになったときに見える毛もカットしましょう。

鼻毛が出るのが嫌なので、もう全部処理したいと思うかもしれませんが、すべてを処理してしまうと炎症を起こすリスクが高まってしまいます。安全なお手入れを心がけてください。